10月は「臓器移植普及推進月間」です。
毎年10月は「臓器移植普及推進月間/グリーンリボンキャンペーン」として県民の皆様に移植医療を知っていただくために、臓器を提供してもいいという人と移植を受けたい人が結ばれ、よりたくさんのいのちが救われる社会の実現に向けて移植医療の理解促進と普及啓発を目的としています。
臓器移植法施行25周年である本年、全国では約15,000人の移植を希望して待っている方がいますが、実際に移植を受けることができる方は希望される方の約2%(約400人)のみであり、たくさんの方が移植を希望して待っておられる現状があります。
「移植医療に関する世論調査 」(内閣府:令和3年)によると、「臓器移植に関心がある」と回答した人が65.5%いるにもかかわらず、実際に、家族や大切な人と話をした経験がある人は43.2%であり、臓器提供の意思表示をしている人は10.2%に留まっていることがわかっています。
移植医療は誰にでも起こりうる身近な医療です。「誰か」ではなく「じぶんのこと」として考え、大切な人と話し合い自分の意思を共有するきっかけとなることを願っています。
また、グリーンリボンデーの10月16日を中心に、全国各地の著名なランドマークや建物を移植医療のシンボルカラーであるグリーンにライトアップします。この光には、ドナー(臓器提供者)への感謝に加え、移植を待つ人たち、移植医療を支える医療者等へのエールの意味も込められています。
大分県では以下の3施設がライトアップ
場所:セントポルタ中央町
期間:10月14日~16日
時間:16時30分~翌1時00分
場所:大分県立美術館
期間:10月14日~16日
時間:18時~23時
場所:JR大分シティ
期間:10月14日~16日
時間:日没~
グリーンリボンキャンペーン
リンクhttps://www.jotnw.or.jp/news/detail.php?id=1-888&place=top
その他、普及啓発事業
大分県立図書館
「臓器移植企画展示」
10/4~10/16
三浦造船佐伯図書館
「いのちをつなぐ移植医療展」
10/1~10/31」